図書館の本って汚い？

今年の4月くらいまで週1のペースで図書館通いをしてました。潔癖症なのにどうやって図書館の本に触るかというと、本は綺麗だと自分に言い聞かせてエイヤッと手に取るんです。

昔、図書館で借りた本をこたつの上に積み重ねて置いてたら、図書館司書をしてる姉に「汚いっ！」と怒られた事があります。この出来事は私が潔癖症になった遠因でもあります。

自分としては図書館の本がそんなに汚い物だとは思ってなかったんですが、汚いらしいです。本は洗えないのが残念ですね。

図書館で読書というと小学生の時、毎週日曜日に水泳を習いに行った帰りに立ち寄る場所が図書館でした。お気に入りの本を選んで読むのは楽しく、よくたくさん借りてました。

「くまのプーさん」や「大草原の小さな家」、「わかったさん」、「こまったさん 」などシリーズものは全部読んだと思います。新刊が出ると嬉しくってつい手に取っていました。いち早く読めるのが快感でした。

イラスト少なめで小さな文字が多い「ムーミン谷」も好きでした。あの頃は集中力がずば抜けていたのでしょう。長い文章もさほど苦ではなかったです。

家の中が荒れると心の中も荒れます。私がそうでした。自暴自棄にならないよう本たちが引き留めてくれていたのかもしれません。

今、切に願うのは子どもたちに豊かな読書経験をという事。図書館の果たす役割は大きいです。

以前、鎌倉市の図書館の方が「学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、図書館へいらっしゃい」とツイートした事が話題になりましたが私も賛成です。図書館が全ての子のオアシスになれますように････。