退院、直談判!

入院3日目、主治医の許可がおりて別室に移動。シャワーにも久々に入れたし売店にも行けると喜んだのも束の間、点滴がなかなか終わらない。点滴液の落ちが悪くなる度に看護師さんが生理食塩水を注入しにやってくる。

引きこもりすぎて人との折衝は大の苦手なのに・・・・。そのうちの一人が「目が見えてないんじゃないかと看護師の間で言ってる」とおっしゃってハッとしました。自分では目は見えてるつもりだったけど看護師さんの言うように実は見えてないんじゃないかと不安になりました。

鏡で見た自分の顔は右の上瞼が半分以上、腫れて垂れ下がった状態で白目も真っ赤のまま。後々分かったことですが、目がブドウ膜炎になると視力が低下してしまうんだそうです。瞳孔の形も上弦の月みたいに変形していました(>_<)。

点滴が終わらないとトイレやシャワーにも行きづらいので早く終わってほしいのに終わらない。もどかしい中で思い出したのが中居クン(SMAPのね)の番組。ふくらはぎを揉んだら点滴の流れが良くなったと紹介していたので、試しに5分揉んでみたら、まあ流れるわ流れるわ。点滴液が嘘のように落ちているではありませんか。ビックリしましたね。

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それはさておき、入院は梅雨の時期だったので雨がよく降っていました。止まない雨を眺めながら何を思ったか、死にたいと思ったんですね。突然のことでした。病院の屋上から飛び降りたいと。自分でもどうしちゃったのかなぁと思ってもどうすることもできない。

考えて出した結論が「先生に直談判する」でした。キツいので退院日を一日早めていただけませんかとメモにして看護師さんに託しました。

先生がお留守の日曜日を挟んで翌日、退院の許可が下りました。その日のうちに退院できて本当に良かったです。