音読リレーにトライ!

梅雨、長いですね・・・・。なかなか調子が乗らないものです。雨を心配して傘を持ってけば降らないし、持っていかない時に限って雨に濡れてしまう・・・・。先日の海の日も海の日っぽくなかったような。

さて、昨日行って来た精神科/心療内科デイケアの感想から述べますとよく喋ったなぁ、といったところ。 最初の連句では⬇

箱根にて サムライ気分で 関所入り

と詠んでみました。その次に、2本立てで当事者研究をしました。「予期不安対処法」ともう一つ「睡眠の質の高め方」。後者のテーマは私が挙げたもので、たくさんやり取りがありました。

現在のところ、毎晩、睡眠導入剤の力を借りて眠りについてるんですが、できる事なら薬の力を借りずに自然に眠りたいと思っていました。他の方は睡眠の質上げるのにどうしているんだろうとも思い、尋ねてみました。

  • アミノ酸を摂る(特にグリナがいいらしいです)。
  • 就寝前にスマホの光を浴びない。
  • 部屋の電気消す。
  • バナナや味噌汁を朝食に取り入れる。
  • 枕にこだわる。
  • お風呂に入って深部体温を下げる。
  • 白湯を飲む。
  • 睡眠時間を短くする。
  • 日中、体を程良く疲れさせる。
  • アロマを嗅ぐ。

覚えているだけでこれだけ挙がりました。これ全部やったら熟睡間違いなし(笑)! 今晩から早速取り入れてみようと思います。

続いて、後半はデイケア史上初の試み、“音読リレー”なるものをやることに・・・・。発案者は私、ひろさんです! デイケアのスタッフさんに、今後デイケアでやりたい事はあるか問われて、真剣に考え抜いた結果が一冊の本を皆で回し読みする事でした。

一文字一文字、丁寧に丁寧に読めば「丁寧ワーク」になるし、絵本なら誰でも読めて懐かしさも感じるはずで「こどもの頃の遊び」になる・・・・。

この「丁寧ワーク」と「こどもの頃の遊び」を足して2で割ったような本の音読リレーを提案してみたところ、プログラムに取り入れてくださったので楽しみにしていました(^_^)。

スタッフさんが用意してくれた1冊目の絵本はズバリ「ももたろう」! 誰もが知るストーリーですね。トップバッターを任されまして緊張したまま、「むかし、むかし・・・・」と読み始めました。1人1ページずつでちょうどいい感じでした。

皆さんに受け入れられるか不安だったけど、NHKのアナウンサー!?と疑いたくなるくらい巧く読んでくれた人や「愉しかった!」と言ってくれた人も。「絵本作家になりたかった」と吐露する方もいてホッとしました。

2作目は「雨ニモマケズ」。カタカナが多くて難しいんですよ。内容もすごく意味深で改めて作者の宮沢賢治って才能あるなぁと感じた一時でした。

読み切れなかった本は次回のお楽しみになりそうです。がんばりま~す!


【お詫びと訂正】
7月3日のブログ記事「人をうらやむ気持ちを変えるには・・・・」で一部、誤解を招くような事を書いてお叱りの声をいただきました。

特定の精神疾患を持つ人について記述した訳ではなかったんですが、ご心痛を与えてしまいかねない記事でした。

辛い精神疾患を抱えながらも地道に努力してきた部分を抜きに書いてしまったのは私のミスでした。お詫び申し上げます。

落選も当選も・・・・、芦ノ湖再訪記

七夕の日だった日曜日は、伊藤園の“第三十回お~いお茶新俳句大賞”の受賞者発表の日でもありました。結論から申しますと、見事に落選でした(>_<)。自分の俳句も名前も伊藤園のサイトになく、また最終審査で落ちたか・・・・と落胆。

俳句コンテストの世界の厳しさを思い知りました。なんせ200万句近く応募があったみたいで応募作品数日本一を謳ってるだけの事はありました。ちなみに、落ちた句はこちら。

新年を 呼び覚ましたる 汽笛の音

パッとしないですよね(笑)。一応、新年の訪れを告げる地元の音風景を詠んでみたんですが・・・・。まじめすぎてユーモアのセンスが足りなかったのかなと思いました。

それで、傷心ぎみのひろさんは、両親にそそのかされるがまま箱根に行って来ました。またかという気もなきにしもあらずですが、今回はどうしても箱根でなければならない理由があったため頑張りました。

まず、小田原方面から箱根の芦ノ湖へ向かうルートの途中の“渡邊ベーカリー”という小さなパン屋さんで温泉シチューパンをゲット!

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1891年に創業した老舗で、毎年、箱根駅伝のランナーをベーカリーのある宮ノ下の沿道で応援する人々に振る舞われている事でも知られる温泉シチューパン。

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フランスパンの器に大きめの具材がゴロッと入ってるアツアツのビーフシチューパンです。もちろん、名前の通り温泉水が使われているんですよ。このパンを食べると箱根駅伝の山登りの選手達の激走ぶりが脳裏に浮かびます。

続いて、向かったのは成川美術館というところ。ちょうど平山郁夫展をやっていたのでラッキーでした! バーミヤン遺跡の石仏や奈良の唐招提寺を描いたものが計12点あり、目の保養になりました。

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美術館の近くに、恩賜箱根公園というのどかなエリアがあって、無料の展望館から芦ノ湖を見下ろしてきました。相変わらず箱根連山は美しい!

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そのまた近くに箱根関所資料館と復元された関所があったので寄ってみました。
江戸時代、徳川幕府によって関所が設けられてから今年でちょうど400年だそう。

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館内は撮影禁止でしたが、火縄銃やら大名行列の人形やらの展示品に佐々木蔵之介さん主演の「超高速!参勤交代」という映画を思い出しました。

関所の御門の方はご覧の通り。最初に、係員にチケットならぬ通行手形を見せて入るんですよ。ちょっとワクワクしました(^-^)。

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まずは、牢屋。中を覘けば狭く暗い一室で、関所破りはしたくないと実感。

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こちらは、厩(ウマヤ)とお役人さん達ですね。鑓(ヤリ)も見えます。

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たくさん歩いた所でようやく今回の旅の目的を果たす時が来ました。芦ノ湖畔にあるイタリアンレストラン “ラ・テラッツァ芦ノ湖”に移動。ここのピッツァ&パスタのお食事券を懸賞で当てていたのでいただくことになりました。

私は知らなかったんですけど、お客さんの入り具合いからして人気店で間違いないでしょう! 窯焼きのマルゲリータと、もち豚のパスタを母と2人で分け合いました。

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トマトペーストの酸味と旨味がメチャクチャするマルゲリータに、肉の味がしっかり主張してくるパスタ! 母を連れて来れて本当に良かったと思いました。

「またしばらくしたら来ようね」と口約束してしまったので、実現に向けて努力しないと・・・・。母の次の誕生日までには就職先、決まるかしら?と心配しつつも疲れてるので今日はこの辺で。

人をうらやむ気持ちを変えるには・・・・

今日はいつもの精神科/心療内科デイケアの日だというのに、うっかりスマホを持ってくのを忘れてしまいました(*_*;。
気づいた時にはもう家から50mくらいまで来ちゃってて、取りに帰るのが面倒だなとそのまま行く事に。

スマホないと不便の前に不安ですね。時刻は確認できないし、誰かからメール来てるんじゃないかと心配でならない。

それで、クリニックに着くなり、七夕飾り用の短冊を貰って願い事を書きました。「一に健康、二に健康、三にできれば当選通知を。」という自分らしい趣向(笑)。笹の枝に結びつけた短冊をブログ用に写真に撮るつもりが、スマホがないもんで、ため息(;-_-)=3。

ところで、心の病気を抱えているのに元気にしてる人を見ると羨んでしまうというのが本日のデイケア当事者研究のテーマでした。共感できる点がいくつもありました。

長いことデイケアに通っていると、どうしても似たような境遇にあろう人の活動的な面や恵まれている面に意識が向いてしまうんですね。飛行機等での長距離移動だったり、映画館で映画鑑賞する事だったり、自分ができない事をできている人が羨ましくなってしまいがち。

“隣の芝生は青い”‐‐‐‐‐‐まさにそんな感じでしょう。私の目には青を通り越してゴールドやプラチナに見える時もある程です。

私は人と視線を合わせたり、会話したりするのがとても苦手なんですが、デイケアに来られる方は皆どうして?って言うくらいおしゃべり上手。積極的に初対面の人と会話してるだけで、スゲ~能力だなぁと驚いてきました。

嫉妬が美しい心持ちでない事はもちろん承知してます。同じ精神障碍者でも、育ってきた家庭環境の差が歴然としてあったりで、家庭内暴力の味を知る身としては悲観しがちでした。

話を元に戻すと、(普通にできていた頃の)過去の自分との比較する人もいましたし、そうなってしまう背景に(障がいがあるがゆえにできない)悔しさが隠れていると指摘する人も参加者にはいました。

「あの人、本当に病気なの?」と疑問に思うのも、精神疾患は骨折等と違って目に見えないから仕方ないとのご意見も肯けるものでした。

一番心に刺さったのは、病気(障がい者)なのにあの人、海外行ったりして元気だよねとネガティブに捉えるのではなく、病気だけど頑張ってるよね、あんな事もできるんだ!とポジティブに捉えるといい、という若い参加者のご意見でした。

確かに!!
病気でもポジティブな人の所にポジティブな人は寄ってくると聞いてハッとしました。

最後に、絵月記というプログラムで6月にあった出来事を1人1つずつ絵に描いていく作業をしました。私は先日の明月院ガクアジサイを描いたつもりが、花びらの数を間違えて架空の花になってしまいました(-_-)。

力強い絵に、抽象画のようなタッチのもの、赤十字の創設者でノーベル平和賞第1回受賞者のアンリ・デュナン氏(ひろさん、存じ上げなかった~)を描いた人までいて多彩でした。

教えられる事の多い1日。私も誰かに何か与えられる存在になりたいです。

明月院ブルー💙

梅雨の合間の貴重な晴れの日を利用して、狙い定めて鎌倉の明月院へ行って参りました! 本当は今日、精神科/心療内科デイケアの日だったんだけど思い切って休んじゃいました(^^;。

あじさい寺”の異名で名高い明月院は6月のこの時期になると全国はもとより、海外からも観光客が押し寄せます。私も先月、同じ鎌倉にある報国寺を訪れた事もあって、次は6月に明月院行きたいなぁと思っていました。

あじさいの花は雨が似合うものの、傘さしての撮影は大変・・・・。しかも明日以降、ずっと雨の予報で行くなら今日しかないっ! で、早起きしてJRの北鎌倉駅へ。前回同様、電車に乗るイメトレをしていったこともあり、ほぼスムーズに乗れました。

駅降りたらもう人で改札口が渋滞していて、平日でも甘かったか・・・・とため息状態(;-_-)=3

それでも、徐々に山影で薄暗くなっていく道を歩く事10分。目的地に到着。山ノ内という山に囲まれた場所に位置する明月院。山門へ通ずる石段は両サイドをあじさいが挟む、恰好の撮影スポットなんですが、これでも人の流れが切れるのを粘って撮影した方なんです。

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こちらが、その山門⤵

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奥には美しい明月院ブルーの世界が待っていました(*^_^*)! 元々、青い色彩が大好きなひろさん。2500株の日本古来種である“ヒメアジサイ”が主に植えられている明月院のさっそくファンになりました。

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この吸い込まれそうなくらい澄んだ美しいブルーを「明月院ブルー」と言うのだそう。

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ガクアジサイも芸術的!

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六地蔵枯山水も、ここでは脇役です。残念ながら、本堂にある“悟りの窓”は思ったほどではなかったです(-_-)。紅葉の時期の方がいいかもしれません。

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竹林の中を通るルートもありました。風が吹き抜けてひんやりして心地良かったです。竹林で癒されるなんて自分も随分、年を取ったもんだなぁと思いました。

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一方通行の境内の最後の下り坂もブルー一色でした。

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明月院を去る前に、紅の野点(のだて)の傘が引き立つお茶屋“月笑軒”にて恒例(?)のお抹茶+和菓子をいただきました(^_^)。写真だと分かりづらいですが、あじさいを眺めながらお茶できるステキな所でしたよ。

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というわけで、今回の外出でだいぶ自信をつけました。鎌倉は人多くて怖いけど、また来たい!って思わせる魅力がありますね。次はどこ行こうか悩むのもまた愉しいです。

あの容疑者が潜伏・・・・!

今朝の9時過ぎ、ウチに神奈川県警を名乗る男から電話がありました。最初は振り込め詐欺の注意を促す電話か詐欺そのものかな?と思って耳を傾けていたんです。でも、受話器を握る父の声がどんどん真剣になってくんで妙だなぁと。

その県警を名乗る男はしきりに、あるカタカナ名っぽい言葉を口にして、ウチの父が2年くらい前にアパートの売却を依頼した不動産会社の名前を知りたがっていました。

実は、私の祖母が生前、アパート経営をしていて、それを祖母の死後、父が相続して管理していた事がありました。

神奈川県の南東部、横須賀市の森崎4丁目にある1棟の古いアパート。2年くらい前だったか、父も高齢化してきたのと、アパートの2階に住む人が引っ越したのを機に三井のリハウスに仲介を依頼して二束三文で売却したと聞いた事があります。

電話口の県警を名乗る男は「逃走犯の関係で・・・・、それ以上は言えない」との事。それでピンと来ちゃったんです。ネットニュースは、どこも小林誠容疑者、逮捕の話。あるアパートをおまわりさんが取り囲んでいるヘリ映像と「ハイツひまわり」のテロップに確信しました。

ウチの父ちゃんが所有して人に貸してたアパートに、傷害、窃盗、覚醒剤取締法違反で実刑確定の全国指名手配犯が潜伏してたと。衝撃です(@_@)。

県警を名乗る男は本物の警察官で、県警が1500人体制で捜索してた人物が身近な所に逃げ込んでた事にすごく驚きました。

どうやら土建業の知人の男が匿っていたらしいですね。確かに、建築業の人が寮代わりにウチのアパートを借りていた事はありました。父ちゃん曰く「黒っぽい建物」がその「ハイツひまわり」なんで、小林容疑者らが逮捕されたアパートに間違いないでしょう。

いや、朝から疲れてしまったひろさん。世の中、どうしたら平穏に暮らせるようになるんかいね・・・・。

あと一歩!

時の流れとともに俳句やら川柳やら短歌やらを詠んで引きこもっております、ひろさんです。ついに俳句のコンテストで入賞しました(^_^)!

www.yukoyuko.net

“啄木も・・・・・・”とあるのがそうです。

“ゆこゆこ”という旅行代理店が主催するゆこゆこ第四回俳句のコンテストで佳作を獲りました。募集が春だったので「桜旅」を題材に岩手の北上川沿いの桜について詠みました。

俳句の世界で入賞するのは初なので喜びもひとしお。頑張ってきた甲斐がありました。高齢の母も喜んでくれて良かったです。

記念の賞状と賞品をもらいました。賞品は、ヒノキの香りの入浴剤5袋。

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この先もいい句、どんどん詠んでいきたいです。3月から4月にかけて精神的には不調でキツかっただけど、もう大丈夫そうだったんでフラッシュバックに効く漢方薬もちょうど終わりにしたところ。

廃人より俳人の方がいいや、なんてね(^^; 。

平山郁夫が描いたシルクロードの世界観

子供の頃からのファンである日本画家、平山郁夫さんの作品を観るため、山梨県の「平山郁夫シルクロード美術館」へ行って参りました。

子供の頃、居間に飾ってあったカレンダーの絵がたまたま平山さん作のシルクロードのもので、それ以来、柔らかなタッチの表現に興味を抱いてきました。

広島出身で被爆体験もある平山郁夫さんの作品には仏教をテーマとしたものが多いんです。この前、鎌倉の国宝館や禅寺に行った事もあって、最近、にわか仏女の状態だと自負してたので、ちょうどいい機会になりました。

アジアの果ての島国である日本にまで伝えた仏教東漸の道と文化の西と東を結んだシルクロード

平山さんは1960年代後半から度々シルクロードの遺跡や中国を訪ね、極寒のヒマラヤ山脈から酷暑のタクラマカン砂漠に至るまでシルクロードをくまなく旅されています。

取材地点は、東は中国の上海から西はレバノンベイルートまで及び、イラクやシリアといった政情不安な国と地域にも足を運ばれていました。今だったら不可能ですよね?

美術館の1階には絵画のみならず、シルクロード関連の貴重な文化財も展示してありました。

中でも、私が目を留めたのが、パキスタンの仏像。パキスタンってアッラーのお国じゃなかったの?と思いましたが、あるんですね、仏像。お顔の彫りは深く、豊かな口ひげをたくわえているのが日本のと違うなぁと感じました。材質も木ではなく石っぽかったです。

本命の絵の方は申し分なく拝見させていただきました。満月の描き方がとても巧くていいなぁ・・・・とか、完成させるのに何カ月かかったんだろうとか。

2階には実際に使用された岩絵の具(孔雀石やラピスラズリ等、鉱石を砕いたもの)に加えて、幅が3m近い大作がワンフロアーの3辺の壁を埋めるように展示してあり、とにかく圧倒されました。

皆さんも、砂漠を行くラクダの隊列の絵だったら一度はご覧になっているかもしれないですね。日本画って、取っつきにくい印象があるかもしれませんが、間違いなく日本の宝ですよ。深い精神性に心打たれます!

またいつか再会したいと思って美術館を後にしたら、目の前に富士山が雲から顔を出していました。平山さんの文化に対する考え方を後世に残したいと思えたひと時でした。