人をうらやむ気持ちを変えるには・・・・

今日はいつもの精神科/心療内科デイケアの日だというのに、うっかりスマホを持ってくのを忘れてしまいました(*_*;。
気づいた時にはもう家から50mくらいまで来ちゃってて、取りに帰るのが面倒だなとそのまま行く事に。

スマホないと不便の前に不安ですね。時刻は確認できないし、誰かからメール来てるんじゃないかと心配でならない。

それで、クリニックに着くなり、七夕飾り用の短冊を貰って願い事を書きました。「一に健康、二に健康、三にできれば当選通知を。」という自分らしい趣向(笑)。笹の枝に結びつけた短冊をブログ用に写真に撮るつもりが、スマホがないもんで、ため息(;-_-)=3。

ところで、心の病気を抱えているのに元気にしてる人を見ると羨んでしまうというのが本日のデイケア当事者研究のテーマでした。共感できる点がいくつもありました。

長いことデイケアに通っていると、どうしても似たような境遇にあろう人の活動的な面や恵まれている面に意識が向いてしまうんですね。飛行機等での長距離移動だったり、映画館で映画鑑賞する事だったり、自分ができない事をできている人が羨ましくなってしまいがち。

“隣の芝生は青い”‐‐‐‐‐‐まさにそんな感じでしょう。私の目には青を通り越してゴールドやプラチナに見える時もある程です。

私は人と視線を合わせたり、会話したりするのがとても苦手なんですが、デイケアに来られる方は皆どうして?って言うくらいおしゃべり上手。積極的に初対面の人と会話してるだけで、スゲ~能力だなぁと驚いてきました。

嫉妬が美しい心持ちでない事はもちろん承知してます。同じ精神障碍者でも、育ってきた家庭環境の差が歴然としてあったりで、家庭内暴力の味を知る身としては悲観しがちでした。

話を元に戻すと、(普通にできていた頃の)過去の自分との比較する人もいましたし、そうなってしまう背景に(障がいがあるがゆえにできない)悔しさが隠れていると指摘する人も参加者にはいました。

「あの人、本当に病気なの?」と疑問に思うのも、精神疾患は骨折等と違って目に見えないから仕方ないとのご意見も肯けるものでした。

一番心に刺さったのは、病気(障がい者)なのにあの人、海外行ったりして元気だよねとネガティブに捉えるのではなく、病気だけど頑張ってるよね、あんな事もできるんだ!とポジティブに捉えるといい、という若い参加者のご意見でした。

確かに!!
病気でもポジティブな人の所にポジティブな人は寄ってくると聞いてハッとしました。

最後に、絵月記というプログラムで6月にあった出来事を1人1つずつ絵に描いていく作業をしました。私は先日の明月院ガクアジサイを描いたつもりが、花びらの数を間違えて架空の花になってしまいました(-_-)。

力強い絵に、抽象画のようなタッチのもの、赤十字の創設者でノーベル平和賞第1回受賞者のアンリ・デュナン氏(ひろさん、存じ上げなかった~)を描いた人までいて多彩でした。

教えられる事の多い1日。私も誰かに何か与えられる存在になりたいです。