美容院恐怖症のベテランひきこもりが8年ぶりに髪切りに行って来た件

子供の頃から美容院という特殊な空間が苦手で、20代で家に引き込もってからもあまり通う事はなかった美容院。最後に美容院に行けたのは約8年前でした。

その間、髪が伸び放題になってしまうため、やむを得ずお風呂場で定期的にセルフカットしてました。テレビで当時流行りのカリスマ美容師がセルフカットの仕方をレクチャーしてたのを覚えていたので、見よう見まねで髪を切ってました。

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自分で切るのってけっこう大変なんだけど、美容院に行く苦痛を思い浮かべるとセルフカットの方がラクに思えてしまう・・・・。

今回、美容院に行く事に成功した遠因は、おばあちゃんの死。特養の施設に入所してた祖母が帯状疱疹になったのを機に衰弱してしまい、息を引き取ったと連絡を受けたのが水曜。

91歳の祖母(母の母)に最後に逢った時は意識はあるものの、目も開けられず水すら飲めずといった状態でした。覚悟はしてたけど、やっぱり悲しい(x_x;)。

70歳超すまで予備校の清掃員として働いてたおばあちゃん。お年玉もくれました。穏やかな正確で母は怒られた事なんて一度もなかったと言ってました。

施設から引き上げてきた母の日用の赤いカーネーションを見るたびに、こんな私でも悲しみがこみ上げてきます。

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亡くなった後はてんやわんやで、ようやくお通夜と告別式の日取りも決まりました。火葬場も混んでて、すぐに焼くとかできないらしいですね。

それで、ベテラン引きこもりでも葬儀にふさわしい格好をしなきゃいけないというんで、恐怖を感じつつ美容院に行って参りました。

幸い、女性美容師さん1人しかいなくて気にしてた会話も控えめでした(^^;。「(白髪)染めないんですか?」とは訊かれちゃいましたけど、職業については訊かれなかった・・・・。

そういうわけで、何かきっかけさえあれば、苦手な事も可能になるって分かりました。次はどんな事に挑もうか思案中です。