SSTをやってみた
精神科/心療内科のデイケアのプログラムとしては定番でしょうか。こないだ初めて、SST(ソーシャル・スキルズ・トレーニング)を体験しました。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校の医学部精神科、ロバート・ポール・リバーマン教授が考案した療法の事を言います。コミュニケーション技術を向上させる事で困難を解決しようとする技法なんですね。
具体的に、生活でのお困り事を解決するために、挨拶をするための声かけ等を練習してみようという訓練です。
SSTの講習を受けてきた精神保健福祉士の主導で実践していきました。“イライラしてしまう時の対処法”や“友人から嫌な事をやってと言われた時に断りたい”がテーマに。
SSTってRPG(ロール・プレイング・ゲーム)的なところがあって役を演じなければならない。そうする事で自分の心の動きを客観視できるんだとか。
私もある役に指名されたけれど、人前で何かを発表したりするのは大の苦手で正直、愉しくはなかったです。
後者のテーマの場合、まずは口頭で断る、次は指でバツを作って断る、表情はにこやかにするという感じで段階的に断る練習をしたのだけれど、精神保健福祉士の方相手に「こんなん、やりたくね~」とはさすがに言えず我慢しちゃいました(-_-)。
ウチのデイケアは参加者が少ないのが売り(?)で、柔軟に意見を取り入れてやってくれるのはありがたいところではあるものの、当日になって突如、プログラムが変更する事もあるし、ついて行くのが大変。
デイケアにあまり来ない参加者が羨ましく思えたり・・・・、なんか調子、狂っちゃいました。
10連休、楽しく過ごせている人々を妬んでも何も生まれないのは分かっています。何か気分を一新するようなワクワクする事に挑戦したいです(^_^)!