赤穂浪士討ち入りの日

今から300年以上前の12月14日・・・・、赤穂浪士が吉良邸に討ち入りした日と言って、どれくらいの人に通用するか分かりませんが、実は私、何を隠そう忠臣蔵の大ファン。

年輩者のファンが多い忠臣蔵。ファンにとっては、この日は特別な意味を持っています。赤穂浪士が葬られている東京の泉岳寺は今頃、参拝客でごった返している事でしょう。

興味を持つようになったのは母の影響でした。中学生くらいから徐々にお正月特番等の長編時代劇である忠臣蔵をテレビで観るようになりました。

片岡知恵蔵や市川雷蔵といった名優の演技には涙腺も緩みます。畳替えや刃傷松の廊下、早かご、吉良邸絵図面・・・・など数多くのエピソードが胸を打ちます。

もっとも、驚いた事と言えば東京バレエ団の“ザ・カブキ” を初めて観た時! フランス人のモーリス・ベジャールの振り付けには驚嘆させられました(゚o゚;; 。本当に驚嘆という言葉が嘘でないくらい刺激を受けた作品です。

まさかあの討ち入りをバレエにしてしまう人が世の中にいるなんて! フランス人でも理解できるんですね。

大石殿が討ち入り時に太鼓を鳴らす場面もしっかり入ってましたし、衣裳にも敬意を感じました。赤穂浪士が討ち入りした後の場面では、ちゃんと白で統一されていました。

東京バレエ団は海外公演も意欲的にこなす熱意ある老舗バレエ団です。これからも目が離せません。