生活費のこと

引きこもりの人がどうやって生活費を賄っているか関心はありますか? 今日はその事についても触れてみたいと思います。

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短大を卒業する前はどこかの企業に就職するものだとばかり思っていたので、卒業式になっても就職先が決まっていない事に非常に焦りや苛立ちを感じていました。

私の時は就職氷河期なんて言われましたが、むしろ対人恐怖の方が酷かったように思います。ただ、引きこもりという言葉は知っていても、まさか自分がなるなんて思ってもいなかったです。

しばらくの間は学生時代のバイト代の残りがあったので経済面ではあまり困りませんでした。引きこもりは長期化し、3年も経たないうちに財布の中が乏しくなりました。

郵便局で働いていた事があるから郵便局に口座はある。しかし、郵便局の窓口もATMも私にとっては敵地のようなもの。何度もATMに行こうとしては頭を痛め、腹を痛めました。

ATMでお金を下ろせるようになったのは10回程トライした結果です。一番人がいなそうなATMを選びました。下ろした現金で生理用品や靴下を買いました。

何年かした20代の終わり、ATMにいつも通り通帳を入れると記帳も引き出しもなぜかできない。窓口へと印字されて返ってくる。困りました。対人恐怖症の自分にとって窓口に行くのは実質的に無理。

そこで思いついたのがお年玉の存在でした。白い紙に“俺のお年玉返せ”と大書きして 親に差し出しました。後日、お年玉の内、約半分が現金で返ってきました。4万円くらいだったと思います。

これで数年食いつなぎました。でも当然、使えばなくなる。親の方もバカ娘の生活資金の重要性に気づいたのか、30代は1か月に1万円を所定の位置に置いてくれるようになりました。あくまで貸し付けらしいです。

そんな生活が今まで続いています。障がい者ですが障害年金はもらっていません。最初の精神科医の時に一度申請しましたが却下されました。再申請すべきかは悩ましいところです。

自分よりも症状が軽いのに障害年金を受け取っている人の話を聞くと複雑な心境になります。皆さんは、どうされていますか?