My Bookshelf ~ 処分できない本たち

ジーニアスG3】
家に引きこもるようになって最初に買ったのは意外にも英和辞典でした。“ジーニアス”というのを図書券で購入。当時はまだ卒業したばかりで、なぜか英語に関心がありました。

NHKの「100語でスタート!英会話」やInter FMJ-WAVEの洋楽番組がお気に入りでした。 どうしても意味や発音の分からない単語に出くわすと辞書を引き、ノートにまとめるという生活してました。


【吉本隆明「ひきこもれ」】
出会ったのは20代の頃。まさに引きこもっている時に新聞の新書紹介コーナーでで発見した平仮名5文字に目が点に。

「ひきこもれ」。逆説的なこのタイトルに惹かれて、どうしても読んでみたいと思いました。書店でこの本をレジに持って行った時は女性店員にどう思われてるのか、私って引きこもりに見えるかなぁ?とドキドキしました。

吉本隆明が思想界の重鎮であるとはつゆ知らず読み終えて、ちょっとだけ自分を肯定したくなりました。


【池田晶子「人間自身 ~考えることに終わりなく~」】
これまた読売新聞のコラムで出くわした哲学者です。人と違う視点や価値観を持っているなと気になりました。他には中島義道とか気になっていた時代です。


【藤原正彦「国家の品格」】
これも読売新聞で盛んに取り上げられていた名著です。ベストセラーになりましたね。


【リリー・フランキー「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」】
リリー・フランキーとの出会いはラジオでした。昼夜逆転生活を送っていた頃の私のお伴はラジオのみ。深夜帯の番組を片耳のイヤホンでよく聞いていました。

作家でもある事は知っていました。「東京タワー」は泣かせる本ですよね。映画化されたのも頷けます。


【シェル・シルヴァスタイン「おおきな木」】
大好きな絵本です!こんなにも母と自分を投影してしまう本って他にないと思います。読んでいるうちに熱い涙がポタポタと流れ落ちたのを覚えています。

ちなみに、私が読んだのは村上春樹の訳でした。シンプルなのにグッとくるんですよね。シルヴァスタインの他の絵本も読んでみたいんですがまだ叶っていません。

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